あと、２点目は、産廃の問題ですけれども、今回千葉市、ことしの３月に産廃処理指導計画が出されました。その中を見ますと、平成10年に比較して産廃の量が30％増で、県は今マイナス７％、そして全国がプラス１％に比べて千葉市が30％も増になっているということと、あと問題点としては、その不法投棄の件数が全国57市の中で最多件数、そして不法投棄件数も全国で最多件数というふうに、非常に問題な状況なわけですね。
産廃処理指導計画の上位計画である千葉市環境基本計画にも、環境像の一つに人と自然が共生する町を掲げ、自然生態系を保全することを基本目標の一つとしています。 昨年の緑区小山町産廃最終処分場計画をめぐっては、農業用水の水源地であり、貴重な動植物の生息地である谷津田に近接して処分場を設置する計画であったことから、自然循環、水循環を無視した誤った処分場の立地として多数の住民が反対いたしました。
産廃処理指導計画について伺います。 一般廃棄物の最終処分場については、その建設が困難なことから、千葉市を含め多数の自治体では、最終処分場の残存能力を見据えながら、ごみの減量計画を策定しています。建設の困難さという点では、小山町の事例のように、産業廃棄物も一般廃棄物と変わるものではありません。 そこで伺います。 最終処分場の適地が市内にはどの程度あるとお考えでしょうか。